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スタッフブログ

[2012.05.15]

ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー

このキャッチコピーを見て曲まで浮かんじゃう方は 

間違いなく人生の先輩happy01

何せ1958年に作られたキャッチコピーで、

サッポロビールのCMに流れていたものですから。

 

映像は見れませんがyoutubeで曲が聞けます

http://www.youtube.com/watch?v=9VezuxJffng

 

 

何故この下りかといいますと、

あるときふと、車のBMWの青・白・黒のエンブレムって

北海道で随分映えて見えるなぁ、って思ったんですよね。

無題.png

考えたらBMWはドイツだし、きっと北海道と同じくらいの

緯度に本社があって、その辺りの色彩感覚で作られた

エンブレムなんじゃないかと思って調べたらやはりそうでした。

本社はミュンヘン。

ミュンヘンの緯度は北緯48度。

前述の「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」のキャッチに出てくる

ミルウォーキーは北緯43度で札幌とほぼ同じ。

つまりミュンヘンは更に北に位置していることになります。

大体樺太あたり。

 

「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」というキャッチには

ビールづくりで有名な二つの都市に緯度が近い札幌も

ビールが旨いに決まってるでしょう!

そんな意味が込められているわけですが、

緯度の近い地域では植生や食文化が近いという認識を

消費者に植え付ける、とても上手い表現です。

世界を緯度で繋げるのはこの当時新しいアイディア

だったのではないでしょうか。

 

じゃぁ、緯度と植生や食文化の関係性は大体分かるとして、

緯度と色の関係性はどうでしょう?

理解している方は多くいらっしゃるでしょうか。

 

この流れから推察して既にお分かりだと思いますが、

実は緯度が近いと色の見え方も近いんです。

もちろん諸条件により違いは出てきますので、

「大きく見て」ということです。

 

高緯度の地域は低緯度の地域に比べると太陽光が青く感じられ、

青味のある清色的な色が映えやすい環境だと言われています。

蛍光灯と白熱電球を想像していただけると分かりやすいと思います。

 

BMWのエンブレムに使われている白とブルーは

バイエルン州の州旗に使われている色です。

多くの場合、環境が人に色を選ばせるわけですが

BMWのエンブレムも元来その地域に映え、

綺麗に見えるからこそ選択されてきた色であるはずです。

 

そう考えると、国は違えどもこのエンブレムが

同じ高緯度に位置する北海道でよく映え、

綺麗に見えることも頷けます。

これは北海道のちょっとした自慢になるかも。

 

色を通じて遠いドイツ ミュンヘンが

一気に近く感じるのは面白いですね。

 

思わず他にもないかな、と探したくなりますね。

 

 

カテゴリー:  投稿者:アミカ @ 17:03